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落語 百年目


落語『百年目』

ある大店の大旦那は
店を大番頭に任せ花見にと出かけた。
そこで、真面目で堅物だと思っていた大番頭が
陰で遊んでいた場面に出くわしてしまった。

「お久しぶりです。ご無沙汰を申し上げて・・」と大番頭に言われ、
なぜ毎日会っているのに、長らく会っていないような挨拶をされたのか
気になって眠れずに、翌朝大番頭を呼んで聞いてみた。

一方、大番頭は、
顔を見られてしまいこれが百年目と思い、怒られるだろうか、辞めさせられるだろうかと
こちらも眠れずに朝をむかえた。


大旦那は確信に触れずにこんな話をする。
==========
天竺に栴檀(せんだん)という立派な木があり、
皆が旅の途中足を止めては、その場で休んでいた。
その木の下に南縁草(ナンエン)という汚い草が茂っていた。
ある時、
そのナンエン草が目障りだと抜いてしまった者がいた。
そしたら、栴檀も枯れてしまった。
調べてみると、栴檀はナンエン草を肥やしにし、ナンエン草は栴檀の露で
育っていた事が分った。

栴檀が育つとナンエン草も育つ。

栴檀(せんだん)の“だん”とナンエン草の“なん”を取ってだんなん。
それが“旦那”になったという。こじつけだろうが、
私たちもそうでないかいと大旦那は言う。
お前がナンエン草で私が栴檀。
そして、店ではお前が栴檀で下の者がナンエン草。
栴檀は元気がいいがナンエン草は元気がない。
少しナンエン草にも露を降ろしてやって下さい。と説論する。


大旦那は、どれ程信用し、安心し、任せきたのかを話し、
大番頭のような者を育てて欲しいと話す。
私は子供がいないので、ゆくゆくはこの店を任せようと決めていたが、
自分の店を持つようにしなさいと話す。
それまでに露を降ろして下さい。と


噺の解釈は私にはこう思いました。
たぶん聞く人よってもとても違う噺だと思います。
上司と部下。師匠と弟子。夫婦でも例えが出来ると思います。


毎日違う百年目だとの事でしたが、
今日盛岡劇場はどうでしょう。
今まさにその場面の時間。
覗いてみたいと思ったのは私だけではないと思います。

難しいそして楽しい噺でした。

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Commented by hanamomo06 at 2015-04-26 17:43
さくらさん、昨日の談春師匠よかったですね~。
入り口で一生懸命お客様に『いらっしゃいませ』といっていた可愛い女性、奥様ですよ!

じっくりと聞かせる大物話、今夜は喬太郎さんの落語があって行こうかなと気持ちが揺れましたが、あまり家を空けるのも何ですからやめました。
私は後ろのほうでした。
さくらさんは?
師匠の花粉症の症状緩和されるといいですね。
赤めだかも楽しみです。
Commented by sakuraheart at 2015-04-27 20:16
>momoさん
そうですね。
翌日は二人会でしたね。
数年前の“今おもしろい落語家”1位が喬太郎さんでした。
私は一之輔さんの噺も聞きたかったです。
あの毒舌は談春師匠よりも上手かも?と思います。
来月には志の輔ライブがありますね。
落語会とは言わないで“ライブ”と言わせる。
そのライブ感は映画のようにスクリーンを感じました。
笑いがあり、涙があり、そのすごさには感動しました。
来月3日wowowで『 志の輔らくごin PARCO 2013~2015 』放映されます。
その中の演目に百年目があります。
今から楽しみで待ち遠しいです。
席は前から9列目でした。

今日仕事仲間さんに落語の話をしたのですが、
うまく説明出来ない・・もどかしさ!!
同じように噺を聞いた人には通じるこの感動はいいですね。
落語の友さんとは話もはずんだ事でしょう。

by sakuraheart | 2015-04-26 15:57 | Comments(2)